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村島硝子商事株式会社

防犯ガラスと防犯フィルム、どっちが良いの?


昨今、防犯ガラスや防犯フィルムについてのお問合せが増えておりますので

あらためて、防犯ガラス防犯フィルムについてについてご説明させて

いただきます。

 

1.構造の違い

 防犯ガラスは2枚のガラスの間に強靱な厚い中間膜やポリカーボネート板を

 挟み込んだ合わせガラス。基本的には、既存の窓ガラスのサッシはそのままで、

 ガラスだけを防犯ガラスに交換する事が出来ます。

一言に防犯ガラスと言っても、中間膜の分厚さによって、強度が3段階位に分かれており

 一番強度の強いのはポリカーボーネートを挟み込んだものとなりますので、

 ご発注される際には、ご依頼される硝子販売店様にきちんと「ポリカを挟んだ防犯ガラス」

 とご依頼される事をオススメします。

 

 

 一方、防犯フィルム、フィルムを積層しフィルム強度を増すことで

 通常の飛散防止性能に加え、防犯性能も持つフィルムです。

 窓の内側からフィルム貼り施工を行いますが、フィルムが分厚いので防犯フィルム

 を貼る事が出来る専門の職人さんに防犯フィルムを貼ってもらいます。

 

 

2.防犯ガラスと防犯フィルムの効果(どっちもほぼ同じ)

   防犯ガラスも防犯フィルムも施工後の効果に大きな違いはありません。

  (1)盗難防止

   強靭な厚い中間膜やポリカーボネート板をはさむことで「こじ破り」、

   「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。

  (2)安全性

   万一破損した場合も、ガラスが中間膜に接着しているために、

   破片の飛散や落下がほとんどありません。

    防犯面だけでなく、台風の時にも安心ですね

  (3)紫外線カット

   紫外線は、窓辺の家具やカーテンなどの色あせや変色の大きな原因

   のひとつといわれています。 

   防犯フィルムに紫外線の99%以上をカットする優れた効果があるので

   防犯ガラスでも防犯フィルムでも紫外線カットが出来ます。

 

3.防犯ガラスと防犯フィルムのどっちが良いの(長所と短所)

   ①コスト面では、ポリカーボーネートを挟んだ防犯ガラス防犯フィルム

     では防犯ガラスの方が若干高くなると思います。

    (一度、お見積りをとってみて下さい)

 

    ②効果の継続期間ですが、防犯ガラスは割れない限り使えますが、防犯フィルム

     ノリ付けしているだけなので、基本的には7年~10年での貼り換えが必要に

     なります。つまり貼り換えが必要になってきます。

 

一般的に想像すると防犯フィルムは硝子の内側にサクット貼るだけなのでお手軽そうに

     見えますが、実際にはフィルム貼る施工には水を使うため、丁寧な養生、硝子面の清掃

     フィルム貼り、施工後の掃除といった工程がある為、防犯ガラスを施工するのとあまり

     時間が変わりません。但し、防犯ガラスを施工する為には窓の障子を外す必要がありま

     すので、障子が外れない窓や外すのに大がかりな場所となる場合は防犯フィルムの方が

     施工時間も短く、コスト面でもお得になるかもしれません

 

弊社では防犯ガラスも防犯フィルムもどちらでもお見積り、施工させていただきますので

お気軽に弊社スタッフまでお問合せ下さい。