2025年2月7日にようやく子育てグリーン住宅支援事業の詳細が発表されました。
- 名称「子育てグリーン住宅支援事業」
-
※新築に対する補助は、国土交通省と環境省の合同事業です。
- 予算 長期優良住宅・ZEH水準住宅分1,350億円(国土交通省・令和6年度補正予算)
-
GX志向型住宅分500億円(環境省・令和6年度補正予算)
補助対象住宅と補助額
GX志向型住宅 160万円 すべての世帯
長期優良住宅 80万円 子育て世帯又は若者夫婦世帯
ZEH水準住宅 40万円 子育て世帯又は若者夫婦世帯
難しい建築用語や補助金独特の言葉が出てきましたので簡単にご説明します。
GX志向型住宅って何?
⇒GX志向型住宅とは、「GX(グリーントランスフォーメーション)」に
関連する住宅の形態、住宅の外皮の断熱性能等級が6以上(最高は7)の住宅
太陽光発電も必須、さらにHEMSも導入が必須となっている、超高断熱で
太陽光発電で作った電気で、家庭の電気が100%賄えるような住宅です。
長期優良住宅やZEH水準住宅もGX志向型住宅より断熱性能はおちるものの
現在の省エネ基準に比べると耐久性、耐震性、省エネルギー性、維持管理の容易性等が
すぐれた住宅の事です。
子育て世帯って?
⇒子育てグリーン住宅支援事業における子育て世帯等とは
令和6年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯
(令和7年3月末までに工事着手する場合は
令和5年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯
若者夫婦世帯って?
⇒子育てグリーン住宅支援事業における若者夫婦世帯とは
令和6年4月1日時点で夫婦のいずれかが39歳以下である世帯
(令和7年3月末までに工事着工する場合は令和5年4月1日
時点で夫婦のいずれかが39歳以下の世帯)
どの補助金を狙うのが良いの?
⇒オススメはGX志向型住宅の補助金160万円です。
建築を依頼される工務店や建築会社様とご相談していただき、GX志向型住宅
での建築コストの試算をしていただき、補助金160万円を勘案して、全体の
建築予算に合うかどうかのご検討をオススメします。
1. 光熱費の節約
太陽光発電や高断熱・高気密設計によって、電気代やガス代を大幅に抑えられます。
省エネ家電との組み合わせで、長期的に大きな節約効果が期待できます。
2. 快適な住環境
断熱性能が高いため、冬は暖かく、夏は涼しい環境を維持できます。
結露やカビの発生も抑えられ、健康的な生活が可能になります。
3. 環境への貢献
CO₂排出量を削減し、再生可能エネルギーを活用することで、
地球環境の保全に貢献できます。
カーボンニュートラルの実現に向けた社会の流れにも適応できます。
4. 補助金や税制優遇を受けられる
政府や自治体の補助金・助成金制度が利用できる場合があり、
導入コストを抑えられます。
また、固定資産税の軽減措置などの優遇も受けられる可能性があります。
5. 災害時のレジリエンス向上
蓄電池や太陽光発電システムを備えれば、停電時でも電力を確保できます。
近年増えている災害時のリスクを軽減し、安心して生活できます。
6. 資産価値の向上
GX志向型住宅は、省エネ・環境配慮型の住宅として評価が高まり、
将来的に売却や賃貸する際にも有利になります。
こうしたメリットから、GX志向型住宅は経済的にも環境的にも非常に
魅力的な選択肢といえます。
参考までにAiが作成したGX志向型のパッシプハウスです。(すげー)
国土交通省公式サイトはこちら